Ⅴ 教皇は語る  タロットの宇宙より -抜粋

  私は何よりもまず私自身の仲介者だ。
  私の崇高な霊的性質と最も本能的な人間性との間にあって、
  私は関係が生まれる場所であることを選んだ。


   私はこの低所と高所の交流に奉仕している。
   そこでは我々が人生と呼んでいる
   壮大な幻影にすぎない現象における創造的な
   エネルギーの流れが可能となる。


  私は祝福を体現する。
  私を前にして、あなたは神秘に立ち会うことになる。
  神の意志が通過する場所になるために、
  私はコミュニケーションの小径からあらゆる障害物、
  私自身の存在の跡ですら取り除くことを学んだ。


   私は自分を無へと導き、
   至高の「存在」が私の内なるすべての場所を
   占めることができるようにする。


  私は沈黙を選び、「彼」が語ることができるように、
  そして「彼」だけが語ることができるようにする。
  私は私に属するすべての言葉を自らの口から追い払う。
  
  自らの心を平和と欲望の不在の中へと沈み込ませる。


   そして私は自分の意志からすべてを取り除く
   ――私の意志を取り除こうとする意志すらも取り除く。
  


  私はもはや制限の存在しない場所へと
  上昇していく希望を持つよう、そこの住人達に呼びかける。
  わたしは物質ないしは精神に根を張るすべてのものに対して
  無生物に命を与える高次の力を伝達する。


   私はあらゆる呪いをはねつける。
   私をあなたの中に迎え入れなさい。
   私はあなたの世界全てをその問題も含めて祝福しよう。

  
  私の使命をあなたの行動に与えなさい。
  私の魂に入り込むものは誰でも宇宙の究極の限界、
  時の終わりにまで進むことができる。
  私は言葉と思考を絶するものの狭間にある、
  最後の境界線である。 


      以上  抜粋




 教皇が語ろうとする世界は、とても古くからある、

けれど現代においてはとても新しく感じる、

宇宙における人間の姿と言えるでしょう。



古来、宇宙と語ることのできた限られた人達がいました。

神と交信し人を導く者として、

中世には教皇、司祭と呼ばれたことがあったかもしれません。

人知に及ばない知恵を手に入れ、

それを守らなくてはならなった時代があり、

闇の中の光は守られてきました。



やがて時は、

一人一人がその宇宙とのつながりを持つ時代へと

進んできました。



教皇は「私の使命をあなたの行動に与えなさい」

と誘います。

あなた自身が創造的なエネルギーの流れる場となれるのだと。

あなた自身が宇宙とつながれるのだよ、と。



「我(エゴ)」を高い精神に目覚めさせ、

その精神が語れるようにし、

地上での古い重いエネルギーを手放せば、

制限のない世界へ上昇できるのだよと、呼びかけています。



外からの物を受け入れる性質のない「5・Ⅴ」。

それはあなたの中に全てがあることを示唆してもいるでしょう。



教皇は、世界には何も問題はないこと。

問題は、調和を見出すことで解決すること。

そういう意味では、問題すら祝福するものであること。

そして、それらを信じること、を

伝授しようとしているのではないでしょうか。



今日もありがとうございました。

Have a Happy night!



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