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ⅤⅠⅠⅠⅠ 隠者  タロットの宇宙に魅せられて


あらゆる知識を吸収し、人間の何たるかを学んできた者は、
最後に知ることになる。

自分が学んできたことは、自分が目指そうとしていた道への、
重荷にしかならないことを。

自分が目指そうとしていた道は、
その先には存在しないことを。


現実は幻想であり、
現実を変えようと多大な努力を強いられてきた隠者以前の時代は
ここで終焉を迎える。


世俗の活動から離れ、自分の内を見つめ、
思考の何たるか、言葉の何たるかを知った隠者は

頼りに歩いてきたランタンの知識の灯りは、
ここへ到達しようとする後進の者たちへの
道標にしかならないことを知る。

それでも、
(現実の世界をどうにかしながら生きる時代)を
通ることは必然だったと隠者は悟る。



想像を絶する、深淵な可能性の海は、
「以前のわたし」には見ることはできなかった。

余りにも現実に同化しすぎていたのだから。


大いなる全てとひとつとなった隠者は、
深淵の向こうにある光の世界を
あなたにも見せようと、今も灯りをともしている。


隠者の思考はもはや未来を見ることを止め
後ろ向きで先へと進む。






今日もお越しいただきありがとうございます。


Have a good night!!







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