Ⅻ 吊られた男は語る タロットの宇宙より --抜粋


ⅩⅡ 吊られた男 

ーー 私がこの姿勢にあるのは、自らそれを望んでのことである。
ーー 手に入れようとする欲望、自分のものにしようとする欲望、
ーー ひきとどめようとする欲望から、
ーー 私は自らの両手を解放した。


  ーー 私とともにあなたは、もはや意志の存在しない状態へと
  ーー 入って行こうとする意志を見出すことができる。



ーー そこでは言葉、感情、関係、欲望、欲求が、
ーー もはやあなたを縛ることもない。
ーー 自分自身を引き離すため、私はすべてのつながりを断ち切った。
ーー 私を「意識」と結びつけるものを除いて。


  ーー わたしは思考するものであり、
  ーー 思考されるものではない。
  ーー 私は感情とは別である。
  ーー 私は身体ではない。
  ーー そのうちに住まうものである。


ーー 私は無限の非動作の中に燃え上がる行為を見出す。
ーー 私は「私」と呼ばれ得るすべてを捨て去っていく。
ーー 私は絶えず自分自身の中に戻っていく。


  ーー 私は何も所有せず、なにも理解せず、
  ーー 何も知らず、何も望まず、何もできない。


ーー しかし、いくつもの宇宙全体が私を通り抜け、
ーー その旋風で私を満たし、再び去っていく。



  ーー わたしに何が残っているだろう? 
  ーー 目的もなく、それ自体を意識した、
  ーー それ自身を最終的な究極の現実とする一つの眼差しである。



ーー その時私は純粋な光として炸裂する。
ーー 純粋な風となる。
ーー 私の肉体は永遠の生命の溢れかえる大変異の泉となる。――。

 
             ーー 部分は抜粋






わたしは、吊られている、それは事実。
わたしは動けない、それは事実。 

ならば・・・。


わたしの中になにがあるのだろう。
何がわたしを動けなくしているのだろう。
わたしはその事実に身を委ねてみようと試みる。

その事実から生まれ来る感情を解放してみよう。
一切の外への行動が不可能なら、
わたし自身の内へと行動を起こすことにしよう。



それはエゴにとっては死にも値する耐えられない停止だけれど、
魂にとっては大いなる行動である。


行動しなさい。行動しなさい。


エゴに主導権を握らせたまま多くの人は行動しようとし、
自身をがんじがらめにしてしまう。


ならば、その行動の主導権を魂に握らせればいい。
本当の行動とは、そういうことだ。


そのために、わたしは自らを吊るし、
こうして感覚を逆転させ、
無意識の世界へと魂を旅立たせている。


旅立ちは行動だ。
わたしは、静かに行動するものである。


血は逆流し私の思考は圧力に負けて停止する。
わたしは、エゴという自己を犠牲として、

魂を旅立たせる。


内なる行動をしなさい。静かなる行動をしなさい。
自らの内に沈み、魂を旅立たせるのです。





今日もお越しいただきありがとうございます。


Have a good night!!




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